帰り道にUFOを見かけた気がした
銀色の輝き 昔の母の指輪に見えて惹かれたわ
帰り側 いつもの駅ホームへと
幻のように消えてしまう
目に焼き付けておきたいの
恋する惑星「アナタ」に
連れて行かれたみたいね
あなたの重力を感じながら ふたりは
フワフワ浮いているわ
恋する惑星「アナタ」の
トリコになっちゃったみたいね
胸ん中ドキドキしちゃったじゃない
ふたりでユラユラ空回りしているわ
帰り方を知りたくて出してみた'SOS'
助けも何も来ないみたい 赤い砂の上
書いたアイアイガサ
いつかの彗星のように消えていってしまう
あなたの背中ばかり探し
求めてしまっているのよ
気づけば
わたしの方が好きになっていた
いつでも
強がってしまうの あなたの前では
恋する惑星「アナタ」に
連れて行かれたみたいね
あなたの重力を感じながら
ひとりでポロポロ泣いているわ
恋する惑星「アナタ」に
私を置いてったみたいね
胸ん中ソワソワ止まらなくて
ひとりでフラフラ空回りしているわ
帰り道にUFOを見かけた気がした
銀色の輝き
今までと何も変わってないはずでも
帰り側 いつもの駅ホームでさ
どこからもなく現れて
私を再び連れ去ってゆくの